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ボルドーワイン、2019年は従来通りの時期に収穫開始。期待できるヴィンテージとなる見込み!

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ボルドーワインのブドウ

画像出典:PRTIMES

8月27日にクレマン・ド・ボルドー用のぶどうの収穫が始まり、今年の出来は期待が出来そうとのことです。

 

この記事のポイント

  • 8月27日に最初の収穫がスタート
  • 2019年は生産量・品質共に平年通りとなる見込み
  • 期待ができるヴィンテージになりそうだが、9月の気候次第で決まる
編集長
2017、2018の生産量が少なかったので、回復したのは嬉しいですね!

2019年のブドウ収穫はじまる

ボルドーワイン 例年と今年

画像出典:PRTIMES

8月27日、クレマン・ド・ボルドー(Crémant de Bordeaux)醸造用のぶどうと、最も早熟の白ワイン用ぶどうの初収穫が行われました。

ここ数年は気候変動の影響で特に収穫時期が早まりましたが、今年は従来の時期に収穫がはじまりました。

出典:PRTIMES

 

今年の収穫は従来と同じ時期

· 近年気候変動により、ぶどう収穫が通常より早まるなど、収穫時期に影響が出ていますが、2019年は従来の時期での収穫が行われています。

· ボルドーで8月下旬に初収穫されたのはクレマン醸造用のぶどうで、生き生きとして酸味が特徴の品種です。

· 同時期に、辛口白ワイン用ぶどう品種(特にソーヴィニヨンやセミヨンなど)の収穫が開始しました。

· 赤ワイン用黒ぶどう品種(89%がジロンド県産)のうち、まずはメルロが9月20日頃から収穫開始予定です。メルロは最も熟成が早く、主に右岸の粘土・石灰質土壌で栽培されています。

· メルロに続き、左岸での栽培が多く見られるカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンといったカベルネ種の収穫がはじまり、収穫は10月中旬まで続きます。

· その後甘口ワインや中甘口ワイン用の貴腐ぶどうの収穫が、天候によっては10月下旬もしくは11月初旬まで続きます。(貴腐菌(ボトリティス・シネレア)は、ジロンド県南部に分布し、シロン川が生み出す湿気や、土壌の温かさによって成長し、貴腐という現象を起こします。)

出典:PRTIMES

 

生産量は問題なく平均通りとなる見込み

2017年は霜の影響で生産量が40%落ち込み、2018年には非常に毒性の強いベト病の被害が目立つなどこの2年間は天候に恵まれませんでしたが、2019年は、ワイン生産量がここ10年間の平均となる500万ヘクトリットルにまで持ち直す予想となっています。

しかし、2019年ヴィンテージの生産量および品質は、9月の天候(特に日照や暑さ、降雨量)によって決まります。

出典:PRTIMES

 

2019年は期待のできるヴィンテージとなりそう

「私たちは、今この時期、心を弾ませ、熱意をもって収穫作業に取り組んでいます。まさに、この一年を通して行ってきた作業が実を結ぶのです。技術的には、すべてのシステムが順調に機能しており、2019年は期待のできるヴィンテージとなる見込みです。」

ベルナール・ファルジュ ボルドーワイン委員会(CIVB) 会長

出典:PRTIMES

 

まとめ

収穫が始まったボルドーのぶどう。

出来上がったワインが流通するのはまだ少し先ですが、期待できそうで楽しみですね!

 

編集長
9月も良い気候だといいのですが!

 

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