画像出典:共立出版
ワイン用ブドウのバイブル『ワイン・グレープス』の日本語版が発売されました。
英語以外の言語に翻訳されるのは世界初となるこの書籍、1,500ページ・42,000円という超絶ボリュームですが、ソムリエなどの資格を目指すならば是非もっておきたい一冊です。
本の概要
ソムリエ・ワイン界称賛-名著!本邦初の翻訳版
ワインの女王,ジャンシス・ロビンソンがその右腕ジュリア・ハーディング,DNA解析の専門家ホセ・ヴィアモーズと集大成した画期的名著!初の翻訳。
本事典は,ワイン界の第一人者による圧倒的な情報量の多さと正確さを誇る網羅的なワイン用ブドウ品種の解説書である。ワイン用に世界各地で生産されるブドウ栽培品種1,368種を取り上げ,各品種の解説のみならず,その品種から作られるワインの多様性にも触れるなど広がりを持たせた内容である。
具体的には,栽培品種ごとに
1) ブドウの起源と親子関係(育種系統やDNA解析で明らかになった親子関係)
2) ブドウ栽培の特徴(生育特性、果実の特徴、罹りやすい病気、栽培適地など)
3) 産地とワインの特徴(各国の栽培状況,ワインの種類や特徴,推奨される生産者など)
から構成されている。また,カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ,シラーなど,近年のDNA解析で明らかになった詳細な親子関係や,これまでまとまった情報が少なかったセイベル系品種なども貴重な系統図が示されている。
[原著:Wine Grapes: A Complete Guide to 1,368 Vine Varieties, Including Their Origins and Flavours]
<読者対象>
・ワイン関係の研究・教育に従事している人
・ブドウとワインに関するデータベースを必要としている人
・ブドウ栽培農家,ワイナリー,ソムリエ,ワイン関連飲食店,ワインの輸入・流通・販売に携わる方
・農学,果樹園芸学,ワイン科学,醸造学,食品科学関連の学生,研究者
・ソムリエ資格取得を目指す人
出典:共立出版
みんなの反応
ワイン用葡萄品種大事典か……ホスィ…よんまんえん…( ꒪⌓꒪)
— 一紀 (@maple_white12) 2019年5月29日
いや買えない、高い!・・・ワイン用 葡萄品種大事典: 1,368品種の完全ガイド Jancis Robinson https://t.co/sV6kjNdD7j @amazonJPさんから
— グランヴァン松澤屋 (@grandvinnet) 2019年5月18日
【実用】『ワイン用 葡萄品種大事典』(共立出版)
ワインの女王ジャンシス・ロビンソンの名著!待望の翻訳版が新刊入荷です。
ワイン選びで葡萄の品種を見る方は多いですね。代表的な品種は9種ですがこちらにはなんと1368種が収録!
専門家だけでなくワイン愛好家なら持っていて損なしの大事典です🍷 pic.twitter.com/d17IekA27X— ジュンク堂書店 ロフト名古屋店 (@junkudo_lng) 2019年7月10日
久々に大物の入荷です!
#ワイン用ブドウ品種大事典
#共立出版 #1368品種
お値段ドドーンと42,000円+税。山梨ですから、き、き、きっと需要がありますよね😅 pic.twitter.com/sO2B3fcRTs
— 山梨大学前の星野書店 (@honya_hoshino) 2019年7月11日
まとめ
お値段的にもボリューム的にもちょっと覚悟のいる一冊ですが、ソムリエを目指す方・ワイン関係のお仕事の方は是非!